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人に伝えているようで自分に伝えている

今日、久しぶりに現場でお会いした司会者さん。

おそらく数年ぶり。

『私トロンボーンなんです!』とおっしゃるだけあって音楽がすごくお好きで

演奏で赴いている私にも大変朗らかに話しかけてくださるのですが

 

お互いフリーランスなのもあって

おそらく私のような演奏で生計を立てる存在が不思議なご様子。

で、そういう仕事のこととかご縁のこととかを話していたんですがね、

 

私もいくつか、大きなターニングポイントをこれまで経験してきて

例えば

 

大阪に出てきた時とか

派遣社員を辞めた時

今の先生を見つけた時

様々なオーディション

楽器店レッスンを辞めた時

 

全てにおいて、それまでのわずかな安定を手放して、

確信のない、先行き不透明な未来に猛進するわけです。

 

フリーランスにとって

『安定』

これが一番遠い。

その反対が、別名『自由』

 

でも、結局現状にずっとしがみついていると

時として、本当にやりたいことを蔑ろにしてしまうことに繋がることがあって

 

ああ、本当にやりたいことが目の前にあるのに、できないんだろう。

 

と思うことがあるわけです。

 

それで今日、司会者さんとお話ししていたのは

何かを手放さないと、新しいものって入ってこないよね。

っていう共通認識。

 

前述の例で言うと

大阪に出てきた時→『クラリネット・音楽を学びはじめた』時

派遣社員を辞めた時→『フリーランス奏者になった』時

今の先生を見つけた時→本気でオーディションに挑みはじめた時・と、オーケストラのご縁をいただくようになった時

様々なオーディション→受験先のオーケストラへの客演の機会に恵まれるようになった時。(そしてそれが恒常的にいただけるようになるようなご縁になった時)

楽器店レッスンを辞めた時→これまでレッスンを理由にお断りしていた演奏のお仕事を全力で受けられるようになった時

 

という感じに。

つまり、こういったターニングポイントをもし経ていなかったら、今頃私は演奏家じゃなかったと思うし、

その時その時で、決断しないことには(自分が取り入れたい)新しいことを取り込むには、隙間ができないと、その仕事は舞い込めないのだな、と。

 

ターニングポイントを通過する時って本当に不安で

こんなに辞めちゃってやっていけるかな。

と本気で思うんですが、真摯に・全力で・覚悟を持って音楽と共に生きていればきっと新しいお仕事が舞い込んできて、より良い方向に進んでいくんだ。

と個人的には信じています。

 

大きなターニングポイントは上述にもある通りなのですが、

そのほかにも、始めたり辞めたりすることってあったのです。

で、1つ手放すと、

今度はまた別のお仕事が少しずつ増えて(それも1つとは限らず、私の今回の場合は2つでした。)

結局、そこで働いていた頃よりももっと心地よく、もっと自由に、演奏家というお仕事に挑み続けられているようになったと感じています。

 

そろそろ潮時だな。

と思ったら潔く手放す。

 

結構、大事なことかもしれません。

 

…まあ、ここまで語っておいてまだ自分が目指すビジョンには到底辿り着いていないんですけど。笑

 

こんな話を司会者さんとしていたのですが

これは回り回って、自分に返ってきたな。笑

と思えてきて、つい筆をとってしまった次第。